サルゴリラというお笑いコンビをご存知でしょうか?彼らは、2023年10月21日に放送された『キングオブコント2023』で優勝したコンビで、歴代最高得点の964点を獲得しました。また、史上初の40代かつ幼なじみコンビでの優勝であり、史上最年長記録も更新しました。
サルゴリラは、吉本興業東京本社に所属するお笑いコンビで、メンバーはボケ担当の赤羽健壱(あかば けんいち)とツッコミ担当の児玉智洋(こだま ともひろ)です。2人は幼稚園時代からの幼なじみで、40年以上の付き合いがあります。2人とも1979年生まれで、NSC東京校9期生です。同期にはハリセンボンやかまいたちなどがいます。
この記事では、サルゴリラの経歴や特徴、キングオブコント2023での活躍などについて詳しく紹介します。サルゴリラのファンはもちろん、これから彼らに注目したい方も必見です。
サルゴリラの経歴
サルゴリラは2016年にコンビを結成しました。それ以前は、家事芸人・放送作家として活動する松橋周太呂(まつばし しゅうたろう)とのトリオ・ジューシーズとして活動していました。
ジューシーズは2006年から2015年まで活動し、キングオブコントには大会初回から出場していましたが、決勝進出はなりませんでした。松橋が2015年に脱退したことでジューシーズは解散し、残った赤羽と児玉がサルゴリラとして活動を始めました。
サルゴリラはキングオブコントに毎年出場していましたが、決勝進出は2023年が初めてでした。
2023年のキングオブコントでは、1stステージで「ルール」というマジシャンを題材にしたネタで482点を獲得し、暫定1位でファイナルステージに進出しました。ファイナルステージでは、「青春」という「魚」という言葉が何度も使われるネタで482点を獲得し、合計964点で第16代王者の座と賞金1000万円を獲得しました。964点は前年優勝のビスケットブラザーズによる963点を抜き、大会史上歴代最高得点となりました。
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元相方の松橋もX上で祝福しています。
サルゴリラの特徴
サルゴリラのネタは、日常的なシチュエーションに突拍子もない要素を加えることで笑いを生み出すスタイルです。
児玉はボケとして奇抜な発想や行動を見せる一方で、赤羽はツッコミとして冷静に突っ込むだけでなく、時には児玉に同調したり、逆にボケたりすることもあります。
2人は幼なじみということもあり、息の合った掛け合いやリアクションが魅力的です。また、2人はコントだけでなく、漫才やトークでもおもしろいことで知られています。
サルゴリラのキングオブコント2023での活躍
サルゴリラがキングオブコント2023で優勝したネタは、「ルール」と「青春」です。
「ルール」は、マジシャンの児玉が赤羽にトランプのマジックを披露するという設定で、児玉が次々と出すトランプのカードが全て「ルール」(ルールカード)だったり、「ルール」(法則)を無視したりすることで笑いを誘います。
「青春」は、高校時代の思い出話をする児玉と赤羽の会話で、「魚」という言葉が何度も使われることで笑いを誘います。例えば、「魚釣りに行った」「魚市場で働いた」「魚雷を食べた」などです。
これらのネタは、サルゴリラらしい日常的なシチュエーションに突拍子もない要素を加えることで笑いを生み出すスタイルで、審査員や視聴者から高い評価を得ました。
特に、「青春」では、赤羽が児玉の「魚」という言葉に対して「何それ?」と突っ込むだけでなく、「俺も食べた」と同調したり、「魚雷って何?」と逆にボケたりすることで、予想外の展開やリアクションが見られました。これらの掛け合いやリアクションは、2人が幼なじみであることから生まれる息の合ったやり取りだと言えます。
まとめ
サルゴリラは、2023年にキングオブコントで優勝したお笑いコンビです。2人は幼稚園時代からの幼なじみで、NSC東京校9期生。サルゴリラのネタは、日常的なシチュエーションに突拍子もない要素を加えることで笑いを生み出します。
サルゴリラ今後の活躍に注目です!