2023年、米津玄師さんは、ジブリ映画や人気アニメの主題歌など大活躍でした。ですが、紅白歌合戦には出場しません。なぜ出演しないのか、その理由をプロフィールや活動歴、テレビ露出の少なさなどを含めてまとめてみました。
米津玄師のプロフィール
まずはプロフィールを見ていきましょう。
名前 | 米津玄師(本名) |
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生年月日 | 1991年3月10日 |
出身 | 徳島県 |
職業 | シンガーソングライター、音楽プロデューサー、イラストレーター、映像作家 |
「米津玄師」は、以下のポストで健康保険証の写真がある通り、本名です。
2009年からはハチという名義でボーカロイドを用いた楽曲をニコニコ動画に投稿し、人気を集めました。2012年には本名での活動を開始し、2013年にメジャーデビュー。2018年には「Lemon」が大ヒットしました。
米津玄師さんは、テレビに出ることがあまりないことでも知られています。その理由について、本人は「メディアが苦手だから」と語っています。また、「自分がその番組に必要だと感じたら出る」というニュアンスのツイートをしています。そのツイートは以下の通りです。
では、なぜ米津玄師さんは紅白歌合戦2023に出ないのでしょうか?次の章で、その理由を探ってみましょう。
紅白歌合戦2023に出ない3つの理由
紅白歌合戦2023の出場歌手が発表されましたが、米津玄師さんの名前はありませんでした。
これには、ファンの間でも驚きや残念な声が多く上がっています。
米津玄師さんは、なぜ紅白歌合戦2023に出ないのでしょうか?公式には発表されていませんが、以下の3つの理由が考えられます。
- 2018年の紅白歌合戦での司会者とのやりとりに不快感を持ったため
- 紅白歌合戦への出演に必要性や意義を感じなかったため
- K-POPアイドルグループの台頭により、選考基準に合わなかったため
それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。
2018年の紅白歌合戦での司会者とのやりとりに不快感を持ったため
米津玄師さんが紅白歌合戦2023に出ない理由の一つとして、2018年の紅白歌合戦での出来事がトラウマになっているという噂があります。
2018年の紅白歌合戦では、米津玄師さんは初出場を果たし、大ヒット曲「Lemon」を披露しました。その年は広瀬すずさんが紅組司会を務めていました。
米津玄師さんは、広瀬すずさんに薔薇の花束を贈りましたが、これを世間に暴露され、恥をかくことに。
また、総合司会の内村光良さんは米津玄師さんが普通に喋っただけで、『米津くんが喋った!凄い!』と大袈裟にコメントしました。これが彼にとっては茶化されたように感じ、雑誌のインタビューで『いや、喋るだろうがっていう笑。珍獣のような扱いを受けてるのが本当に嫌なんですよ』と語っていました。
このように、2018年の紅白歌合戦での出演は、米津玄師さんにとっては忘れられない思い出となりましたが、それは良い意味ではなく、悪い意味での思い出となってしまいました。米津玄師さんは、その後も紅白歌合戦に出演するオファーを断り続けており、2018年の出来事が原因の一つであるという見方が強いです。
紅白歌合戦への出演に必要性や意義を感じなかったため
先ほどの章でもお伝えした通り、本人はメディアが苦手で、「自分がその番組に必要だと感じたら出る」というニュアンスのツイートをしています。
このことから、米津玄師さんは、テレビに出ることに対して、自分の音楽にとっての必要性や意義を重視していることがわかります。
紅白歌合戦は、近年は視聴率の低下や出場歌手の質の低下などの問題が指摘されています 。また、紅白歌合戦に出ることが、必ずしも歌手の人気や売り上げに影響するとは限りません。
米津玄師さんは、紅白歌合戦に出ることによって、自分の音楽に何かプラスになることがあるのか、疑問に思った可能性があります。
もしかすると、紅白歌合戦に出ることは、自分の音楽に影響はそれほどないと思ったのかもしれませんね。
K-POPアイドルグループの台頭により、選考基準に合わなかったため
紅白歌合戦は、日本の音楽界において最も権威のある番組とされていますが、近年は海外の音楽市場にも目を向けるようになりました。
特に、K-POPアイドルグループの人気は高く、今年はSEVENTEENとStray Kidsが初出場を果たしました。また、昨年出場したTWICEは、日本人メンバー3人で構成されたユニットMISAMOとして再出場しています。
これらのK-POPアイドルグループは、日本の音楽ファンのみならず、海外の音楽ファンからも注目されています。ビルボードジャパンのチャートでは、ストリーミングや動画再生といった指標で高いポイントを獲得しています。
また、SNSや動画サイトでのフォロワーや再生回数も多く、世界的な影響力を持っています。
紅白歌合戦は、日本の音楽文化を発信するとともに、世界の音楽文化にも触れることで、ボーダレスな音楽の祭典を目指していると考えられます。
そのため、K-POPアイドルグループの出場枠を増やすことで、海外の視聴者や音楽ファンにもアピールしようとしたのかもしれません。
しかし、その一方で、K-POPアイドルグループの出場枠が増えることで、日本の歌手の出場枠が減ることになります。
特に、米津玄師さんのように、テレビに出ることが少なく、SNSや動画サイトでの活動も控えめな歌手は、選考基準に合わなかった可能性があります。
もしかすると、紅白歌合戦は、K-POPアイドルグループに対抗するために、日本の歌手もSNSや動画サイトでの活動を求めるようになったのかもしれません。
2018年に出たのはなぜ?
米津玄師さんは、2018年の紅白歌合戦に出場しましたが、それ以降は出場していません。なぜ2018年に出たのでしょうか?
2018年に出た理由は、米津玄師さんが亡くなった祖父への想いを込めて「Lemon」を歌うことに意義を感じたからです。NHK側から徳島県での生中継の提案を受けたことも影響しています。
米津玄師さんは自身のツイートで、祖父が暮らした故郷で歌唱することに大きな意味があるような気がして、出演を決めたと語っています。
2018年の紅白歌合戦での「Lemon」の歌唱は、多くの視聴者に感動を与えました。
米津玄師さんは、自分の音楽に対する姿勢が非常に高いことで知られており、テレビに出ることにも消極的です。
そのため、2018年に出たのは、自分にとって特別な意味があったからだと言えるでしょう。
まとめ
米津玄師さんが紅白歌合戦2023に出ない理由をまとめてみました。
米津玄師さんは、テレビに出ることに対して、自分の音楽にとっての必要性や意義を重視していることがわかります。
米津玄師さんが2018年に出たのは、自分にとって特別な意味があったからだと言えるでしょう。
米津玄師さんの音楽は、多くの人々に感動や勇気を与えています。紅白歌合戦に出なくても、米津玄師さんの音楽は、これからも私たちの心に響き続けると思います。